三島 象嵌暦手算盤玉型壺

【時代】 李朝前期
【寸法】 高:約16.5㎝ 口径(外側):約11.2㎝ 胴径:約22㎝ 重量:2160ℊ 
【箱 】 合わせ箱
【来歴】 有りません
【状態】 口辺から入1本 高台共直し一か所 水漏れ無し 茶杓入ります
【価格】 280,000円(税・送料込み)

【説明】 三島は李氏朝鮮時代前期に朝鮮半島で焼成された粉青沙器を指します。鑑賞陶器や古陶磁の世界では粉青沙器。茶陶では三島と言います。本作は塗蓋を設ければ水指として使用が可能な為、あえて三島と称しました。
 本作は三嶋大社が発行していた三島暦の紋様に似ている所から、象嵌紋様を暦手と呼びます。水漏れも無く、茶杓も楽に入りますので水指としてのご使用が可能です。勿論壺として鑑賞にも耐えますし、花生けとしてお使い頂くことも可能です。
高台は非常に力強く、姿はおおらかで李朝本来の味わいが十分に有る作品と考えています。

【雑感】 李朝の算盤玉型は昔から好きです。飽きがこない姿だと、個人的には思っています。本作は数年前に地元の数寄者から分けて頂いた物です。裸で手に入れ、数か月そのままで部屋に飾っていたのですが、やはりこの子には箱を作ってあげよう思い綺麗な桐箱を用意しました。やはり箱が有ると違う物だとしみじみ感じました。(何書いてんだろ、私)
 なかなか可愛い奴です。どうぞ宜しくお願い致します。

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