黒高麗茶碗

【時代】 李氏朝鮮初期
【寸法】 高:7.5㎝ 口径:14.5㎝ 重量:450ℊ 
【箱 】 合わせ箱
【来歴】 有りません
【状態】 口辺にホツと押さえ
【価格】 お買い上げ頂きありがとうございました

【説明】李氏朝鮮、所謂李朝時代は朝鮮半島に成立した約500年に渡る長い歴史を持つ統一王朝である。焼き物においては大きく初期、中期、後期の三つに分けることが一般的ですが、これに末期を入れて四つに分ける人もいます。500年も有る王朝をわずか三つの時代に分けるとはかなり乱暴にも思えますが、それだけ大きな変化なく長い時代を統治してきた非常に安定した国家と云う事が出来ます。
本作は李朝の初期に当たる時代の焼き物で黒高麗として、日本では茶人を中心に珍重されていきました。ハッキリとした謂れは分かりませんが元々は中国東北部で焼成されていた黒釉の焼き物を黒高麗と呼んでおり、それが混同して朝鮮の黒釉陶磁を黒高麗と呼ぶようになったと云われています。

【雑感】非常に素直な茶碗だと思いました。仕入れてから早速一服点ててみましたが、少々内側が平過ぎて、茶筅が少し変な感じがしました。けれど茶筅のはしり自体は良く、口当たりも良く、中々いい茶碗だなと思いました。
 普段使いにも似合う一碗だと思います。

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