8. 古染付束蓮文小皿

【時代】 明末清初
【寸法】 高:2.9㎝ 径:14.6㎝ 重量:180ℊ 
【箱 】 有りません
【来歴】 有りません
【状態】 口辺ホツ大・小 入 

【説明】 明末清初の景徳鎮民窯で焼成された染付の小皿です。永楽帝の頃から官窯で盛んに描かれてきた「束蓮文」です。官窯の場合、花がいくつあるか、全体で何本を束ねているかなどで希少価値などを導き出すのですが、本作はそんなことを考える必要は有りません。しかしながら紗稜文を縁に施し、窓絵に蓮の花。中央にある束蓮には大輪の蓮の花が咲き、かなり見応えが有り、中国的な約束に沿ったもので、日本の注文品とは言えない物でしょう。
 猛暑、猛暑の連日です。小皿では有りますがちょこっと飾って凉の設えをいたしませんか?

【雑感】 明初から伝わって、明末ではこんな風に表現されている束蓮文を観るにつけ、非常に面白いなと思います。この手は大体発色が良く古染の中では上の部類だと考えています。やはり当時の中国の人々も、大事にした図案なのかもしれません。

※ ご使用の際、食器洗い機や電子レンジの使用はお控えください。
  本作の写真は全て自然光のみで一切の加工は致しておりませんが、実物とは若干色が異なると思います。ご了承ください。

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