珉平 黄釉猪口

【時代】 江戸末~明治
【寸法】 高:4.5㎝ 口径:5.5㎝ 台径:3.7㎝ 重量:90ℊ 
【箱 】 有りません
【来歴】 有りません
【状態】 高台にホツ
【価格】 18,000円

【説明】 珉平焼は淡路島で生まれた焼き物です。元々は淡路焼と呼ばれ、賀州珉平によって創業されました。美しい黄釉や青釉を発明し、明治時代には海外への輸出も行っています。
 本作は珉平焼では珍しい猪口です。非常に厳しい薄造りで、器の厚みは1㎜ほどしか有りません。そんな繊細な作りには只々シビレてしまいます。この様な薄い手の珉平焼は、ごく稀に見かける事が有りますが、ほとんどの珉平焼は厚さが2~3㎜ある物ばかりです。恐らくは軟陶である珉平焼の破損を防ぐ為の厚みだと思われ、薄手はそれ以前の高級路線の物ではないかと考えています。何れにせよ、この鋭さは価値あるものです。

*ご使用の際、電子レンジや食洗器は避けてください。また、極端に熱い飲み物も避けてください。

【雑感】 珉平の猪口。ハッキリ言って初見でした。以前紹介した物と同じ口の物です。10客で購入したのですが全てが傷物でした。(しょうがないんですけど) 本作は高台にホツが有るのみで、入や口辺への怪我はありません。個人的にはこれが一番状態が良いと思っています。(だって使いたいから) これぞ珉平焼の職人芸の極みと考えています。

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