灰陶 印文 壺







【時代】 戦国時代 BC5~BC3
【寸法】 高:12㎝ 胴径:19.8㎝ 口径:12㎝ 重量:1140ℊ
【箱 】 有りません
【来歴】 有りません
【状態】 口辺や胴にホツ有り
【価格】 30,000円
【説明】 印文硬陶は、紋様を掘った叩き板で器表を叩き締めて成形後、高温焼成したもので、新石器時代後期から行われていました。紋様には方、格、渦、波状などのバリエーションがあります。戦国時代以降は、特に華南の沿海地域を中心に発達しました。紋様の単位が緻密になり、前面に表されていることに特徴があります。
本作は方の文を全体に叩きこんでいます。姿は堂々としていて、口は大きく開き、花映りが良さそうです。
*この写真は自然光のみで撮影し、色味などの補正は一切行っておりません。
*花器にご使用の際は、落としを使うことをお勧めします。
【雑感】 数千年前の物です。それも二千年ではなく、七千年~五千年も前の物。それがほぼ完器の状態で現在に存在している。そのこと自体がほぼ奇跡と思えるのですが、そんな凄い物が僅か数万円で買うことが出来る。これまた恐ろしいほどの奇跡です。実は中国ではこれらの土器が日本のスケールでは考えられない規模で出土するのです。そのため市場にも大量に溢れ、安価な相場となっています。
それでもやはり私には奇跡の様に感じてしまいます。まだ中国が統一される前の時代。まだ中国という言葉が無かったかも知れない時代の物です。中華文化の匂いはほぼ無臭で、ボーダーレスな雰囲気を持った、堂々とした壺です。
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