染付菊花文小皿 五客

【時代】 清朝後期
【寸法】 高:3㎝ 口径:9.5㎝ 底径:4.2㎝ 重量:60ℊ 
【箱 】 有りません
【来歴】 有りません
【状態】 一客トリアシ
【価格】 66,000円(税・送料込み)

【説明】 清朝後期に景徳鎮で焼成された、染付の小皿五客です。表は菊花の染付で、裏は吹き墨になっています。吹き墨がかなり濃い物も有り、手で触ると呉須が厚く掛かり凹凸が出来ているのが分かります。菊には不老長寿の意味が有ります。重陽の節句には菊酒を飲むと寿命が延びる、とも言われています。
嬉しいことに平盃でも使える寸法です。チョットした取り皿や、珍味皿のみならず酒盃としても遊んでいただけると思います。

【雑感】 なるべく箱の有る物を買うように努めているのですが、箱無しで仕入れることも多々有ります。業者の言葉では箱の無い物を「はだか」と言います。如何にも箱を大事にする日本文化の一端から生まれた言葉の様に思います。近年は来日される外国人の数が増え、彼らの中には非常に日本的な物に興味を持っている方も増えてきました。なんと桐箱を買って帰る方が増えているようです。ヨーロッパや中国で骨董を買うと、グルグルとエアパッキンを巻き「はい」っと渡してくれることが殆どでした、その内「これははだかなんですよ。申し訳ないね」って言われる日が来るかもしれませんね。

えらく話が脱線してしまいました。申し訳ございません

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