Baccarat vase
【時代】 2000年以降
【寸法】 高：25㎝ 径：15.5㎝ 重量：４㎏以上
【箱 】 有りません
【来歴】 有りません
【状態】 良好 水垢があります
【価格】 70,000円(税・送料込み)
【説明】 Baccaratはフランスを代表するクリスタルガラスメーカーです。1764年、ルイ15世の認可を受けて、東部ロレーヌ地方のバカラ村に創設されました。1855年のパリ万国博覧会で金賞を受賞し、1867年のパリ万博ではグランプリを獲得しました。その後時代が流れても、バカラのクリスタルガラスにおける地位は揺るぎないものが有り、フランス国王、大統領はのみならず、日本の皇室、インドのマハラジャやロシア皇帝など数多くの世界的なVIPに愛されて来ました。
本作は1970年以降につくられたBaccaratの花瓶です。1970年代から所謂バカラのシンボルマークが刻まれ始めます。本作も底に刻まれています。また本作の花瓶には足元に「Baccarat」の文字が刻まれている為2000年以降の可能性が高いです。
本作はBaccarat特有の美しいクリスタルガラスをかなり分厚く使用しており、足元から大胆にカットしてあります。造詣は特別複雑な物では有りませんが、気品あふれる姿です。
【雑感】 以前観に行った展示会で、なぜかその展示会の図録を買わずに過去の展示会の図録を購入した。たまにそんな事をするのだが、この時は何故そんなことをしたのか覚えていない。けれども家に帰ってからその図録を何度も何度も読み直したし、今も読み直している。「Baccarat」の展覧会図録だ。これにはオールドバカラから春海バカラ、ジョルジュ・シュヴァリエのデザインなどかなり丁寧に説明されていて、大変為になる。
個人的にフランスとは因縁が深く、年に一回は伺う。それでもあまりフランス文化自体に興味が薄く入っていきにくい。どちらかと言うと、彼らが発見した原始美術の方が遥かに興味がある。それでもクリスタルならバカラ、シルバーならクリストフル。この二つだけは非常に興味が有り、機会があれば扱いたいと思っています。
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