電脳7 古染付陰刻菊花文皿

【時代】 明末清初
【寸法】 高:3㎝ 径:14.7㎝ 底径:8.2㎝ 重量:150ℊ 
【箱 】 有りません
【来歴】 有りません
【状態】 金繕い

【説明】 「古染付」は当時日本の注文品で、景徳鎮の民窯で製作されました。完全注文品の「祥瑞」とは異なり、国内への販売も行っており、中国国内でも確認されています。それでも基本的には「輸出用」であって、日本や東南アジアで良く見られる物です。
 本作は中国国内でも販売されていた、中国趣味の強い物です。姿は輪花皿で、口辺から見込みに掛けて、如意頭文がぐるりと描かれ、見込みは太陽のように見える波濤文があり、その中に陰刻で菊の花を掘っています。また型で作られ、手に取るとその繊細な作りが良く分かると思います。金繕いもかなり上手い物で、細く強く補修されています。

【雑感】 何年も前に7枚で仕入れた「古染付」の五寸皿です。それぞれに図が異なり、所謂寄せ向付のようになっていました。はっきり申し上げて最後の一枚です。価格は完全に胴切りです。普段使いにガンガン使って欲しいです。

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