S13 志野織部鉄絵皿 三枚

【時代】 江戸初期(17世紀)
【寸法】 笹文 =径:11.8㎝ 高:2.3㎝ 重量:140ℊ
     花文 =径:11.8㎝ 高:2.3㎝ 重量:150g
     唐草文=径:12.3㎝ 高:2.3㎝ 重量:140g  
【箱 】 有りません
【来歴】 有りません
【状態】 笹文 =一部共直し
     花文 =金直し
     唐草文=入有、一部共直し


【価格】 御売約となりました

【説明】 志野は美濃で誕生したやきものです。灰釉に長石や硅石分を多く加えた灰志野が出来、日本最初の鉄絵のやきものと言われています。生産された時期は短く、凡そ元和、寛永頃までとされています。
 本作は志野織部の鉄絵の小皿です。どれも発掘であると思われますが、肌の状態は非常に良いです。古い金直しや共直しが有りますので、気になる方はご自身で再度直しに出すのも良いかと思います。

【雑感】 まず綺麗だと思いました。もっとガスガスな感じの物が多いのですが、しっとりとした志野の肌が感じられて好印象です。共直しはひょっとすると釉剥げを抑えたのかも知れません。
 それにしても三者三様でありながら、凡そ大差のない寸法を見ていると図替わりとして生まれた物かなあ、とか考えます。

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