S11 古染付鳳凰文中皿
【時代】 明末清初
【寸法】 高:3.8㎝ 径:19.4㎝ 重量:300ℊ
【箱 】 時代箱
【来歴】 有りません
【状態】 一か所小さな直し
【価格】 早々にお買い上げ頂きました
【説明】 明末清初に景徳鎮で焼成された染付のお皿です。日本人の注文品というよりは、国内品としての物が、日本にも将来された手で有ろうと考えます。名称としては古染付より、南京染付と称した方が的確かも知れません。
裏の銘は「富貴佳器」で、この当時の民窯にはしばしば観られる手です。図の鳳凰ですが、龍と並ぶ吉祥紋として有名な割に、龍ほど約束事が無く、かなり自由な文様です。尾の数や、羽の広げ方など様々有るのかと思いましたが、どうやら無いようです。
【雑感】 最近は某ネットオークションにも多くの古染付が出品されています。以前は全くもって古染付には触手を伸ばさなかった中国マネーが、最近ではよく動いているようで、つられるようにネット内にも物が増えてきました。そうなると不思議と怪しげな品物まで出て来るしまつ。ここが古美術骨董の面白い所でもあり、恐ろしい所でも有ります。特に近年はそのスピードが速いのが特徴です。ネットオークションをよく利用されている方は、是非ともこのスピード感なども注意して品物を吟味してください。このジャンルはまず怪しい物は無い、という考えは非常に危険です。
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