S1 伊万里山水文輪花小皿

【時代】 江戸初期(寛永頃)
【寸法】 高:2.5㎝ 径:15.2㎝ 重量:180ℊ 
【箱 】 有りません
【来歴】 有りません
【状態】 入4本 ホツ多数


【価格】 御売約となりました

【説明】 本作は初期伊万里から藍九谷へと移行する期間の小皿です。初期がもつ柔らかい質感と、九谷様式が持つ姿のシャープさが、いい意味でも悪い意味でも中途半端に混在しています。
 縁を型押しで飾り、見込みには当時の流行りの図柄山水を描き、品良くまとまっています。
柴田コレクションにもよく似た類品が有ります。

【雑感】 なんとか入の汚れが抜けないかと、再三洗ってみたのですがキツイ薬品を使わないとどうも取れそうに有りません。ホツの金繕いが取れるのも嫌なのでこのままの出品にしました。
 私の考えとしては、この時代は生掛けから素焼き焼成へと技術が進歩した時代であり、ここから日本独自の焼き物を作っていこうという意欲に溢れていた時代だと思っています。革新前夜の雰囲気を少しでも感じてもらえれば嬉しいです。

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