電脳SALE 5。

古染付石榴形向付

【時代】 明末清初
【寸法】 高:4.0㎝ 縦×横:11.8ⅹ17.0㎝ 重量:220ℊ 
【箱 】 有りません
【来歴】 有りません
【状態】 胴に一本入、石榴の柄の部分が欠けて簡単な補修

お買い上げ頂き誠にありがとうございます。

【説明】 古染付は又を古染と云い、明末清初の景徳鎮で作られた、日本向けの染付磁器を指す。元々古染付には二つの意味が有り、古い時代に中国より伝わった染付と、上記の意味とが有る。上記の意味では更に古い元時代や明初などの染付とは異なり、古い感じがする、と云う意味が有る。
透明釉が窯の中で破裂し、素地が見えている部分を「虫食い」と呼び、ここが古びたポイントであり、当時の日本人たちに受けた物である。
 更には日本から注文発注されるようになり、日本人の意向に沿った形や図柄を盛り込むようになる。生産国である中国には古染付は残っておらず、その為中国の染付磁器で有りながら、日本の染付磁器ように位置づけられたりもする。面白いやきものである。

 本作は石榴形の向付である。所謂厚手と呼ばれるタイプの古染付で、厚手こそが正に日本向けのやきものである。変形型の向付は当時の日本で大いに人気を博し、今現在でも変形型は人気が高い。

【雑感】 石榴とはなんとも中国的な題材だが、それでも中国国内には図柄としてあっても、形としては無い物でしょう。基本的にシンメトリーを愛する中国人の美意識に対し、空間と破綻が好きな日本人の美意識とでは随分と感覚が違います。
 本作の石榴は大きいのが一つ、胴がバガッと割れて中身が見えてる図が有り、大変面白い趣向です。当時の桃山江戸初期の茶人の感覚には本当に驚かされることが多々あります。また、裏返すと、石榴の葉が立体的に装飾されており、この辺りもにくいですし、またこの意匠を軽々と作ってしまう中国の技術の高さにも頭が下がります。
 この時代は、本当の意味での文化交流が存在していたように思います。
 残念ながら傷が大きいです。けれどもこの形は余り見ることがなく、私自身は初見でした。古染付はかなり頑丈に焼きあがっていますので、ニュウが有るからと、そんなに恐れることなく、丁寧に扱えばこれ以上大きくなることはないと思います。
 なかなか魅力的な一品です。

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